pantosyokubutu’s diary

ほのぼの料理と植物の紹介ブログ

ER-XD3000で本格カンパーニュを作ってみました

どうもTANAKAです。

 

先日届いたNEWオーブンの東芝ER-XD3000でカンパーニュに挑戦してみました。

ちなみに、私のスペックとしては、10年ほど前にパン教室の体験教室に1度行ったことがあるのと、ふるさと納税でいただいたホームベーカリーでたまにパンを焼く程度の実力です。ホームベーカリーで焼いたごはんパン(1斤)は何が悪かったのか血色のいいぬりかべのような焼き上がりでした。

 

 

さて、そんな私ですが、今回、池田愛実さんの大ヒットレシピ本、ストウブでパンを焼くを見ながらカンパーニュに挑戦いたしました。

先日、パン作りにあたり、準備したものを↓の記事でご紹介いたしましたが、

パン作りを始めるにあたって準備したもの - pantosyokubutu’s diary (hatenablog.com)

もう一点用意したものがありましたので、ご紹介いたします。

こちら、クープナイフの代用品として貝印のカミソリを用意(家にあった)しました!

こちら、Amazonにて10本入って227円(1本約23円)というお求めやすい価格のカミソリです。

眉毛を整えるように購入したのですが、安全ガードがついていないため、生傷が絶えず、家に眠っておりました。誤って毛を剃らないようにパン用と書いておきました。

Amazon.co.jp: 貝印 新 ビューティM SM BTM10H1 : ビューティー

かっこいいクープナイフが欲しいところですが、今回は初めての挑戦ということもあり、まずはこちらで作ってみます。

 

そして、今回挑戦するパンはカンパーニュです。

カンパーニュはフランス語で田舎パンを意味するそうで、スープなどによく合うシンプルなパンのようです。

池田さんの本の表紙の鍋に入っているやつですね。

この本にはカンパーニュのレシピが15個ほど載っておりましたが、基本のカンパーニュというレシピを差し置き、本格カンパーニュからチャレンジしました。

いきなり本格カンパーニュに ぬりかべ 製造経験のある私が挑戦していいものなのか、とも思いましたが、高機能オーブンが来たことによる心の高まりで行けるだろうとチャレンジしました。

 

手順

1.水とドライイーストをよく混ぜる

2.1に材料の粉類をすべて加えていく。

3.ゴムベラでよく混ぜる。粉っぽさがなくなるまで。混ぜたらラップをして30分室温で寝かせる。

 

4.手を濡らしてくっつかないようにしてから、外側から生地をつまんで折りたたむ作業を1周ほど行う。この時、手をびちょびちょにしないとかなりくっついてしまう。餅つきくらいの気持ちで。

5. またラップをかけて、さらに30分室温で寝かせた後に、冷蔵庫で6時間以上寝かせる。

6. なんやかんや寝かせたり、丸めたりして、↓こんな感じにして、眉毛剃りを引退した貝印のカミソリでクープを十字に入れました。クープを入れた後の写真を撮り忘れてしまいました、、、初めてクープ入れにトライした感想としては、カミソリに生地が付くので、切るたびにカミソリを拭いたほうがいいと思ったことと、2本目を引くときに1本目のクープに引っかかるので、2本目は分けて引いたほうがいいと感じました。体感としては5㎜ほどの深さで引きました。

クープナイフと比較をしておりませんが、クープ初挑戦の私ですが、貝印のカミソリでのクープはそんなに難しくなかったです。

7.クッキングシートごとストウブに入れ、余熱で温めた250℃のオーブンで蓋をして25分、ふたを外して23分焼くところを焦げてきていたので20分焼きました。

この時、オーブンのトレーを引いたのですが、トレーにコーティングがしてあるので、裏返してトレーを入れました。テフロン長持ちしてほしい。池田さんの本でも写真を見る東芝のオーブンを使っているようで、見えづらいですが、トレーを裏返しているように見えました。

8.完成 神々しい光でER-XD3000がパンを照らしております

 

これは高級パン屋さんのパンじゃないか。1個600円とかするやつで、ハーフしか買えない奴じゃないか。美しすぎる。貝印のカミソリで入れたクープのしっかりと開き、エッジというんでしょうか、パンの切れ込みにしっかりと角が立ち、まるでマッターホルンの様な鋭さ。

パン初心者にあるまじき成功。池田さん、ありがとう。

カンパーニュを焼きたくて、ストウブを持っている方、でも、パンに自信のない方、本当に池田さんの本をお勧めいたします。(人気だから皆さま既にご存じか、、、)

 

大まかな作業を書きましたが、私がカンパーニュさんと関わったのは生地作りで10分ほど、5分のパンチ作業を1度、15分の作業を1度くらいの合計30分くらいだったので、待ち時間はとにかく長いですが(寝る前とかに生地を作るのがおすすめです。全体で9時間かかります、、、)作業自体は軽いものでした。

とても楽しくできましたので、池田さんに泊りがけのパン教室を開いてほしいくらいです。

 

以前習ったパン教室ではこねる作業がとにかく大変で、生地を作業台に打ち付けたりしてバンバン音はなるし、手は疲れるしで、おうちで再現するのは難しいと思いましたが、今回は疲れることはありませんでした。

 

その日のご飯はパンメインのポトフでいただきましたが、ハードパンが苦手なたなぽん(夫)もパクパク食べていました。

私はバターをつけたり、オリーブオイルとクレイジーソルトをつけて食べたりしましたが、とにかくモチモチしているのと、ホームベーカリーではだいたい3g使うイーストを1gしか使っていないのでおうちパンならではのイースト臭さも無く、本当においしかったです。

また、翌日は切ったパンをトーストしてクリームチーズとイチゴとメープルシロップを乗せていただいたのですが、非常においしくいただけました。

カンパーニュ好きの方のご意見をネットで検索すると、パンは焼き立てがおいしいが、カンパーニュは例外で、寝かせるとおいしくなるみたいです。

 

余談ですが、ポトフに正月のあまりの里芋を入れたのですが、里芋が嫌いなたなぽんからもう少し小さく切ってほしいという注文をいただきました。小さくなれば苦手なものを食べれられる人もいるんですね。次回里芋料理をする際は小さめにカットしてあげようと思います。