朝食にパヴェはいかが?
どうもTANAKAです。
今回は朝食にピッタリ、パヴェというパンを作ってみました。
パヴェは石畳を意味するそうで、スコーンのように切り口を生かしたパンです。
このパンも池田さんの「こねずに作れるベーカリーパン」を参考に作りました。
子のレシピではオイルを使うのですが、少しリッチな生地にしたくて、オイルの分を溶かして粗熱を取ったバターにして作りました。(たくさんのオイルを使うなら、バターに置き換えるのをためらうのですが、10gだったので、置き換えてみました。)
前日に生地作りを済ませ、生地を何度か折りたたんだら、カードを使ってカットしていきます。この時、余った切れ端は丸めて、小さな丸いパンにしてしまいます。
180℃のオーブンで15分ほど焼いていきます。
完成!成型も楽で、非常に簡単にできました。美しい。
味は外側が少しサクッとしたバターロールのような味でした。
サラダとレモンパセリのソーセージと合わせていただきました。ふわふわで軽いパンだったので、たなぽん(夫)は3つ食べていました。バターの香りもして、チーズオムレツによく合いました。手早くできるので、土日の朝ごはんにピッタリなパンでした。
最後に、我が家はよくチーズオムレツを作るのですが、いろいろ試行錯誤して、おいしいチーズオムレツを作れるようになったので、こちらもレシピを乗せておきます。
材料
- 卵 2個
- マヨネーズ 太いほうで2センチ
- ピザ用チーズ 大さじ1くらい
- 塩コショウ 適量
- 牛乳 大さじ2
- コンソメ 小さじ1/2
- バター 5gくらい
作り方
- 材料をすべて混ぜ、バターを引いたフライパン、または卵焼き用のフライパン(私はいつもこれで作ってます)が温まったらすべて流し込み、菜箸でぐるぐると混ぜたらフライ返しで丸める。以上。
とても簡単ですが、トロトロでコクのあるリッチなチーズオムレツが簡単に作れるので、おすすめです。
バゲット沼に嵌らぬようご注意!初めてのバゲット作り
どうもTANAKAです。
今回、初めてのバゲットづくりに挑戦しました。
バゲットを作ってらっしゃる方のSNSなどを拝見すると、バゲット沼というワードが出てきます。それだけ練習が必要で、奥が深いパンなのでしょう。踏み入れることに若干の恐怖を覚えながらチャレンジしてみました。
それにあたり、パンマットやパン捏ね板を買って使ってみましたので、レビューも一緒にしていきたいと思います。
今回も池田愛実さんのこねずに作れるベーカリーパンのレシピを見ながら作ってみました。
まずはイーストとお水(レシピでは20℃なのに、30℃にしてしまったことに後から気が付きました、、、)を混ぜ、粉を投入。
ゴムベラである程度混ぜたら少し寝かせる。
もう池田さんのレシピでパンを焼くのも10回以上になり、パンチも慣れてきて、表面をきれいにできるようになりました。今回は全粒粉が入った生地なので、少しぷつぷつしています。2回パンチをして、冷蔵庫でオーバーナイト発酵。水の温度を間違えてしまったので、少しドキドキしながら寝ました。
翌朝、生地がトロっとして、よく伸びるようになっていて、一安心。
打ち粉をして、パンチをしたら成型に入ります。
このパンを乗せている板ですが、Amazonで人工大理石のパン捏ね板を購入して、初めて使ってみました。いつもはラップを敷いたうえで成型していたのですが、非常に使いやすいです。大きいので、収納場所は考えたほうがいいかもしれませんがおすすめです。
成型したらキャンパス生地のパンマットに打ち粉を振って、生地を乗せ、二次発酵をします。以前、オレンジと紅茶のライムギパンを作った際にはパンマットが無く、平らなところで二次発酵をしたのですが、真っすぐにすることができませんでした。
ハードパンは二次発酵で膨らむというより、生地が緩くなるそうで、その過程でパンマットの形に調整されるため、真っすぐきれいな形に整うようです。
バゲットのような長さのあるパンを焼くならパンマットあると便利だと思いました。
2次発酵が終わり、オーブンシートに乗せてクープを入れます。
クープ、本当はもう少しパンと並行に入れたほうがよかったと反省。どうしても売っているバゲットのラインを意識して引いてしまいますが、パンと並行に近いくらいで引いたほうがきれいなクープが入るようです。ちらっと写っていますが今回も貝印のピンクのカミソリでクープは入れました。
ちなみに、貧乏症なので、オーブンシートは2回くらい使います。前回のクッペの焼き後が残っている。笑
最高温度に予熱したオーブンの下段に生地をオーブンシートごと滑らせ、上段の天板にお湯を注ぎ、霧吹きをしたら焼いていきます。我が家のオーブンはTOSHIBAの石窯オーブンのER-SD3000という機種ですが、加熱水蒸気機能で焼きました。
焼けた物がこちら↓
少しボテっとしていて、バタールのような見た目になってしまいましたが、クープはしっかりと割れました。
今回のバゲットはパストラミとクリームチーズのサンドイッチにして、ポトフと一緒にいただきました。
今回の反省点としては、
- 仕込み水の温度を間違えたこと
- 2次発酵の途中で成型のサイズを間違えたことに気が付き、40分の2次発酵のうち20分経ったときに、もう一度伸ばしたこと
- 伸ばしたけど、焼き上がりを見ると、もう少し伸ばしても良かったかも
- オーブンを閉じた後に生地がセンターに来ていないことに気が付き、オーブンを1度開けたこと
小さなミスが積み重なり命取りとなることを知った、初バゲット作りでした。
今回使用しなかったのですが、富澤商店のバゲット用の天板を先日購入しましたので、そちらも使ってみてのレビューも次回のバゲット作りの時にしたいと思います。
チョコチップバナナシフォンケーキ作り
どうもTANAKAです。
今回は遅めのバレンタインにたなぽん(夫)にチョコバナナシフォンケーキを作ってみました。
出会ってから何度かバレンタインデーを越してきたのですが、今だかつて、スイーツをプレゼントしたことが無く、男はチョコさえもらえれば満足なんだと、不満そうに言っていましたので、今回、いろいろ道具を揃えて作ってみました。
今回購入したものはこちら
Amazon.co.jp : 貝印 KAI 電動 ハンド ミキサー 泡立て器 DL0501 : ホーム&キッチン
たまに生クリームを泡立てたり、メレンゲを作りたいときがあったので、ずっとほしかったのですが、中々買う機会に恵まれず、、
Amazonで見ていたらお求めやすいものがありましたので、購入しました。
浅井商店 シフォンケーキ型 17㎝トール 3250円
Amazon|浅井商店オリジナル つなぎ目のないアルミシフォンケーキ型 17cm|ケーキ型 オンライン通販
シフォンケーキ型はもう半額くらいの値段のものもたくさんあったのですが、とにかくレビューがいい!!そして、合羽橋にお店を構えた浅井商店さんのこだわりに惹かれて、長く使うだろうということで購入。
レビューには、中央の円筒の部分と底につなぎ目がないので、洗いやすいことと、お店のような背の高いシフォンケーキが焼けるように、トール型になっているのが好評なようです。シフォンケーキを今まで焼いたことはないですが、子供にも作ってあげたいなと思い、少し奮発しました。
揃えたのはこの二点です。
では、実際のレシピですが、いろいろなレシピを見ながら、バナナシフォンケーキにチョコチップを加えるにはどうしたらいいか考え、自分なりに作ってみたので、オリジナルレシピになります。
チョコチップバナナシフォンケーキレシピ
材料
・卵黄 Mサイズ4つ
・グラニュー糖(卵黄用) 20g
・米油(サラダ油でも) 25g
・牛乳 35g
・薄力粉 70g
・バナナ 大きめ1本
・ラム酒 大さじ1
・卵白 4個分
・グラニュー糖 50g
・チョコチップ 30g
手順
- 卵黄に砂糖を加え白くなるまで混ぜる
- 卵白より上の材料を一つずつ、半量ずつ混ぜる
- 卵白を混ぜながらグラニュー糖を3回に分けて入れ、ツノが立つまで泡立てる。この時にオーブンの予熱180℃で始める。
- 卵黄のボールにメレンゲを1/3入れてよく混ぜ、混ざったら残りを全てとチョコチップを入れてしっかり混ぜる
- 17センチのシフォンケーキ型に流し込み、180℃に予熱したオーブンで10分、230℃のオーブンで25分焼く
- 逆さまにして4時間ほど冷まして完成
初めての割には、いい膨らみなのではないでしょうか!
折角なので、生クリームとイチゴを添えて食べました。
とにかくフワフワで、口に入れるとシュワっと溶けてしまうような食感。
残ったシフォンケーキはカットして、タッパーに入れ、冷蔵庫に入れているのですが、冷蔵庫で冷やすとまた一段とおいしかったです。よりしっとりしました。
お菓子作りって、結構材料費がかさみますが、シフォンケーキはバターやアーモンドプードルなどを使わないので、比較的コスパのいいお菓子かと思います。
最近、卵が高いですが、最高でも1パック300円(200円台じゃないと買わないですが、、、笑)くらいなので、4個使って、ほかの材料を合わせても200円くらいで作れるかと思います。
ただ、軽くてパクパク食べられるので、すぐなくなるかも、、、
初めて挑戦のシフォンケーキ、課題もありました。
まず、ご覧いただければわかるかと思いますが、キメが整っていない!バナナのつぶし
が甘かったのが反省点です、途中ハンドミキサーから、泡だて器に切り替えたのですが、バナナ入れてからもハンドミキサーで滑らかになるまで潰してもよかったかもしれないです。また、基本的にはシフォンケーキはプレーンが一番簡単で、チョコやココアパウダーなど油脂のあるものが入ると膨らみが悪くなり、ベーキングパウダーを使ったりする人もいるらしいです。初心者なので、プレーンにしておけばよかった、、、
ただ、味も食感もめちゃめちゃよかったので、今度は見た目も良くなるように挑戦してみます。
オレンジと紅茶のライ麦パン作り
どうもTANAKAです。
今回はうめはらオレンジピールを使ったオレンジと紅茶のライ麦パンを作ってみました。
先月、富澤商店に行った際、うめはらのオレンジピールがセールになってました。
小分けの300gと1kg、両方安くなっていたのですが、オレンジが入ったものが好きなので、1kg買ってみました。確か1300円くらいだったような、、、
しかし、大体のレシピで50g使うか使わないかくらいなので、毎週作るとしても、20週、5ヶ月消費にかかる事が判明しており、現在積極的消費をしております。
そんなこんなで、先日オレンジピールを使ったブリオッシュも使っておりますが、今回はライ麦パンです。
まずは粉類とイースト、水などをゴムベラで混ぜて、そこに紅茶の茶葉とオレンジピールを入れ、さらに混ぜます。
ライ麦が入っているからか、非常に重めの生地でした。この時、池田さんの本に書いてあった、室温+粉の温度+水の温度=60というのを参考に、部屋の温度が24度だったので、12度の水がいいのか!と、いつも20度くらいの水でやってたのを12℃に変えてやってました。そして、オーバーナイト発酵。
取り出してパンチした後の写真がこちらですが、なんだか硬くて、ライ麦入りってこんなもの?と、半信半疑になりながら、成型するか迷っていたのですが、成型時のサイズにどっからどう考えても生地が足らん!となり、発酵がうまく行っていない事が判明。
これじゃダメだと、1時間室温で発酵させるも、変化なし。温度を測ると18度くらいしかありませんでした。
発酵に最適な温度は23℃くらいと書いてあったので、オーブンの発酵機能を使い、35度で2時間ほど寝かせてみました。ようやく、1回りほど大きくなり、指定のサイズに成型できそうなサイズになりました。
そして成型し(オレンジがあるので、少し成型が難しかったです。)前回の反省から閉じ目をしっかり閉じるために、打ち粉を少なめにしてみました。
クープを多めに入れて、焼き上がりがこちらです。
成型があまり良くなかったのか、少し不恰好になってしまいました。せっかく家にあるのだからパンマット使って2次発酵の時に高さが出るようにしてもよかったのかなと思いました。
お味はやはり発行がうまく行ってなかったのか、少し目が詰まっているようでしたが、味は美味しかったです。ただ、ライ麦パンを食べた事がなかったので、正解がわからない…笑
今回のライ麦パンはライ麦が50%入ったものなので、しっかり目のパンのレシピではあると思います。
反省点としては、冬場で暖房焚いてても、水は20℃以上、ハードパンなら30℃くらいあった方がいいんだなと思いました。足して60の式は頭から消します…
【オリジナルレシピ】捏ねずに作るオレンジブリオッシュ
どうもTANAKAです。
今回はブリオッシュを作ってみました。
ブリオッシュって、デニッシュとどう違うんだろうと調べたところ、デニッシュはクロワッサンのようにバターの層を作って冷やしながら作るのに比べ、ブリオッシュは食パンの製法ですが、バターや卵が使われているものの様です。
青森に居たころ、オレンジデニッシュのパンが好きで、切ってトースターで焼いたのにバターを塗って紅茶と一緒にいただいていました。
そのパンを再現したいと思ったのですが、デニッシュはバターを伸ばしたり、難易度が高いと感じたので、ブリオッシュで挑戦してみました。
私はいつも捏ねないパンを作っていますが、その理由は、集合住宅に住んでいるので、たたきつける音が気になるのと、妊娠中のため、長時間立っているのが難しいためです。様々な理由で捏ねるのが難しい方がいらっしゃるかと思いますが、そのような方にお役立ていただけたら嬉しいです。
材料
液体
ドライイースト 1.5g
卵 50g
牛乳 70g
はちみつ 10g
無塩バター 15g
粉もの
強力粉 150g
砂糖 5g
塩 3g
うめはらオレンジピール 45g
1.バターを溶かし液体の材料をすべてゴムベラで混ぜます。この時、牛乳の温度は冬は30℃くらい、夏は20℃くらいで作ります。冷蔵庫から出したままの牛乳で混ぜるとバターが固まってしまうので注意。
2.次に粉ものを順に入れて粉けがなくなるまでゴムベラで混ぜたら、うめはらオレンジピールを入れてなじむまで混ぜ、オートリーズのためにラップをかけて室温で30分寝かせます。
3.ゴムベラでボールの壁に擦り付けるように再度混ぜ、またラップをして30分寝かせたら野菜室にてオーバーナイト発酵をします。オレンジピールが入り、発酵がゆっくりなので10時間くらい寝かせました。
4.時間が経ったら室温で30分放置し、復温します。昨日はべたべたの生地でしたが、少し扱いやすくなってます。
5.生地に打ち粉(強力粉)をして、取り出し、表面がつるっとするように丸め、底は閉じます。丸める時は、打ち粉を振りながら台に置いた生地を両手で包み、表面を張らせるようにしながら生地を回すときれいにできます。ブリオッシュ生地はべとべとで扱いが難しいため、打ち粉を多めにふってやってみてください。丸めたら10分放置します。
6.生地を3等分して、5.と同じように丸め、10分寝かせます。
7.パウンドケーキ型にクッキングペーパーを敷き、3つの生地を並べて入れ、室温で1時間ほど発酵の時間を取ります。生地が二回りほど大きくなっていれば発酵完了です。
大きさを確認するために、発酵前に写真を撮っておくと比べ易いです。
8.発酵が終わる前にオーブンを180℃に予熱をして置き、発酵が終わった生地に上から牛乳、または卵を塗り(卵のほうが艶が出ます)180℃で20分焼き、焼けたら網などで冷まして完成。
ふわふわでオレンジの香り高いブリオッシュの完成です。
オレンジピールとバター、卵、はちみつが入り、リッチな生地ですが、ふわっとしてとてもおいしかったです。
出来たてはそのまま、少し時間が経ったらトースターで焼いてバターを塗るのがおすすめです。
フォカッチャドルチェとおかずフォカッチャ
どうもTANAKAです
今回は前回挑戦したフォカッチャを自分なりにアレンジしてみましたので、ご紹介させていただきます。
前回はローズマリーのフォカッチャを作ったのですが、どうやらフォカッチャには甘いバージョンのフォカッチャドルチェなるものもあるそうなので、自分なりに作ってみました。
ということで、今回は2倍量で挑戦。大きな生地を半分に分割して、トッピングで味を変えていきます。
かなりガスが出ていましたが、気にせず、伸ばしてトッピングしていきます。
こちらは甘いフォカッチャドルチェ。オリーブオイルの代わりに溶かしバターを塗り、指で穴を作った後、Kiriの6Pクリームチーズと一つを穴の分だけカットしたものと、熱湯に10秒くらいさらしたドライフルーツを並べていきます。今回は富沢商店に売っていたドライフルーツの詰め合わせが自宅に合ったので、マンゴー、パイン、オレンジ、クランベリーなどを乗せました。そして最後に上からグラニュー糖を振りかけました。
カラフルできれいですね。
一方、こちらはしょっぱいフォカッチャ。
オリーブオイルを塗り、切ったプチトマトとローズマリー、ベーコンを並べました。
我が家ではステーキのような分厚いベーコンを柵状に切って冷凍保存しているのですが、ベーコンはそれをサイコロ状にカットしてそのまま乗せました。そして、最後にケランドの塩を振りかけました。
そして、200℃で20分ほど焼くと、、、
焼き上がりはこんな感じでした。
フォカッチャはふわふわでおいしい!
ただ、焼くと膨らむので、具材が小さく見えるので、トマトなど、もうすこし大きくカットしてもよかったのかなと思いました。
甘いのとしょっぱいの二つできて、一石二鳥なフォカッチャでした。
クッペ作り スチームとの闘い
どうもTANAKAです。
今回はクッペ作りに挑戦しました。
今まで、ストウブと使ったカンパーニュ、ロデヴなどを作ってきましたが、これらはストウブの力によって、非常にクープが開きやすい、初心者でも挑戦しやすいレシピでした。
今回は池田さんの著書、「こねずに作れるベーカリーパン」から、自分で成形を行い、スチームを炊いて作るハードパンのレシピの中から、一番お手頃なクッペに挑戦しました。
こねずに作れるベーカリーパン | 池田愛実 |本 | 通販 | Amazon
ハードパン作りにおいて、ポイントが3つあると私は考えていて、
・こね作業
・成形
・焼き
この3つがうまくいかないとおいしいハードパンは焼けないかと思います。
池田さんのレシピでは、オートリーズやオーバーナイト発酵製法によって、こね作業はかなり簡略化されておりますので、成功しやすいかと思います。
また、ストウブを使って焼くパンは蓋によって蒸気が閉じ込められるため、焼きの難易度がかなり下がっていたかと思います。
なので、ストウブで焼くパンは成形のみ気を遣えばよかったのが、今回は焼きのスピード感やスチームを入れる作業が追加されていて、今までからレベルアップしたものになります。
では実際の作業をご紹介させていただきます。
まずは生地作り。池田さんの著書では泡だて器でイーストと水を混ぜて、その後粉を入れて混ぜるとありますが、洗い物が増えるので、私はゴムベラだけで混ぜています。(これで成功しているので、おすすめです。)
その後、パンチと室温発酵をして、オーバーナイト発酵。
翌日復温(室温に30分)してから、生地を分割し、成型していきます。
クープをきれいに入れるため、綴じ目をしっかりと閉じました。
この後オーブンを予熱して焼いていくのですが、今回初挑戦となるのが、焼く際のスチームです。もともとスチーム機能が付いたオーブンなのですが、それでは不十分とのことで、3つのスチームを駆使して焼いていきます。
・オーブンについた加熱水蒸気機能
・焼く前の生地とオーブン庫内へ霧吹き
・天板を2枚入れ、下に生地、上にお湯を入れる(2段じゃない場合は天板の下にバットなどを置いてそこに熱湯を入れてもOK)
予熱後のオーブンにこの作業を行うので、火傷に注意しながら、且つ、オーブンを開ける時間が長くなると予熱したオーブンが冷めてしまうため、スピードとの勝負になります。
準備としては
・2枚のオーブントレーを予熱時にオーブン内で一緒に温める。この時、最高温度(我が家のオーブンは300℃)で予熱をする。
・上の写真でトレーを裏返したものにクッキングペーパーを引き滑らせるように入れられるように準備
・お湯を沸かしておく
・左手にミトン
・生地に霧吹きで水をかけておく。5回くらいスプレーしました。
・霧吹きに水を入れて近くに置いておく
としっかりと整えて挑みました。
1.オーブンを開けたら左手で下段のトレーを引き出し、右手で生地の乗ったシートを滑らせて入れます。
2.上段のトレーに沸かしたお湯を注ぐ
3.霧吹きで庫内に4,5回水スプレー
4.すぐに閉じて、スチーム機能を使って焼く。
これをイメトレしたうえで、実践しました。
結果、、、
最初にスチーム機能で焼いて、温度を上げて普通のオーブンで焼くのですが、クープが開くかどうかは最初の段階で決まるらしいので、10分くらいずっとオーブンに張り付いてました。すると、だんだん開いている様子、、、これはいけるか??
きれいにクープが開きました!
後から調べると、私の使っているER-XD3000の予熱は300℃設定でも、250℃くらいにしかならないそうです。なので、300℃の出ないオーブンでも十分にきれいにクープが開くのではないかと思います。
出来上がったパンは皮がパリッとしながらも柔らかく、中はモチモチでした。
今回は私が青森にて働いていた時に好きだったパン屋さんのレシピを真似して、ミルクフランスにいちごを挟んだ、いちごミルクフランスにしていただきました。
ミルクフランスのレシピです。
バター 30g (常温に戻して使います)
練乳 15g
砂糖 15g
3つの材料を混ぜるだけです。これにカットしたイチゴを挟みます。
これがイチゴの酸味とミルクフランスの濃厚な甘みで非常においしいです。
クッペを作った際に是非、お試しあれ。